日時

2026.01.10 13:00〜14:30

参加無料

グラフィックデザイナーの石川将也さんを講師にお迎えしてワークショップを開催します。石川さんは、デザイン領域で活動しながら視覚表現にまつわる科学（主に視覚認知と計算機科学）を研究しています。本ワークショップは石川さんの近著『かさねたもようがうごきだす！！レイヤーズ　アクト』（小学館、2025年）の考え方を基に企画されました。使うのは透明フィルムと紙だけ。しかし、そこに現れるのはなんとも魅力的な動く図像。単純な形で練習をした後は、五十嵐威暢さんが生み出した立体アルファベットと数字を動かしてみます。現在開催中の展示の主題であるグリッドにちなんだ仕掛けも用意します。一体どんな「動画」（うごくえ）が見られるのでしょう。

 
五十嵐威暢による立体アルファベットとナンバー　「A」The Igarashi ABC Book(1988)より、「3」OUN万年カレンダー(1987)より

 

石川将也　グラフィックデザイナー
1980年生まれ。慶應義塾大学佐藤雅彦研究室を経て、2019年までクリエイティブグループ「ユーフラテス」に所属。2020年独立。視覚表現の開発と、視覚認知の研究を基点に、グラフィックデザイン、映像、インスタレーション、科学玩具とそれを用いたワークショップの開発など、さまざまに活動している。代表作に「」「そうとしかみえない」「歩くの歌」（テレ）「ねじねじの歌」「クッキー型の型の歌」（ピタゴラスイッチ）、「」「光のレイヤー」「マグネタクトアニマル」「四角が行く」「開け箱」など。著書に『かさねたもようがうごきだすレイヤーズアクト』（小学館）『差分』（佐藤雅彦・菅俊一との共著、美術出版社）。配信プラットフォームにて工作番組「うご工作」と絵本読み聞かせ番組「ねむるま えほん」に監督として企画の立案から携わっている。

 

予約する